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【第35回】ココア…?ココアかな…?ココアです!-ヒカキンの現存する動画全部見る-  

前回、前々回とヒカキンの優しい嘘が続いた。

これはあまりにも純朴な彼を見守るにあたって、嬉しい成長のようでもあり、悲しい大人の階段のようでもあった。

前回の記事

しかし、人を騙す嘘というよりは、何かを悪くいうことの出来ない彼のクセ、とも言えるような立ち振る舞いだったとも言えるだろう。

結局人の良さがどこかに見える彼は、どこか憎めない。

仮にヒカキンがセイキンと殺傷事件を起こしてしまったとしても「きっと何か事情があるのだろう」と思ってしまう気がする。
そんなことが起きないのが一番に決まっているが。

それでは今回も動画を見ていこうと思う。

TOPSチョコレートドリンク-2011/09/07

はい〜!
時は2011年、9月3日夜7時40分…

もう9月か…

タイムスリップ前の記録映像か…?

そんな大した日付でもないだろ。

それともこの日付が何か重要な役割を担うような出来事がこの動画で起こるのだろうか…?

今台風がね、くるくるって言って、東京はなんか大したことがないっていう日でございます。

今日も帰りにコンビニ寄ってきて面白いんものを見つけてきました…!

ブスタンブス!
トップストップス♫ブスタンブス!
トップストップス♫ブスタンブス!

…決まんねぇ〜…

天気も荒れている中、ヒカキンのボイパの調子もそれほどいいわけではないようだ。

台風前の低気圧でヒカキンの体調も万全ではないのかもしれない。

tops トップスチョコレートドリンク!

(商品を画面に映す)

って書いてありますね。
トップスチョコレートドリンク。

チョコレートドリンクか…
コーヒーじゃないですね…

なんでちょっと不満そうなんだよ。

自分で買ってきたんだろ。

えー、ここに書いてあるんですけど…

(パッケージを読む)

東京赤坂トップス監修…
長年ファンを持つトップスチョコレートケーキ。
そのおいしさをイメージしたチョコレートドリンク。
本商品は株式会社トップス監修のもと、北海道乳業が製造したものです。

監修が、その有名なケーキ屋さんのようですね〜

東京にあるケーキ屋さん、Topsのコラボドリンクのようだ。

甘いものが大好きなヒカキンがいかにも好きそうな商品。

今回は派手に喜ぶリアクションが見られるかもしれない。

果たしてTopsはヒカキンのお口に合うのだろうか…?

さあ飲んでみよう!

よく振って飲もうね
(シャカシャカと降る)

いきますっ!

(一口のむ)

チョコ〜!

って感じですね(真顔)

あれ…?

思ったより地味なリアクションだ。

真顔で即「チョコ〜!」というのは少し面白かったが、あまりおいしさに感動しているような雰囲気ではなさそうだ。

(二口目を飲む)

んん?!

………(パッケージを睨みつける)

………?

なんかアーモンドっぽい味がするけど気のせいか…

アーモンドの気配を感じたが、きっと成分表を確認したのだろう。アーモンドは入っていないようだ。

今までのヒカキンなら「濃い!」「甘い!」というレビューをしそうなところだが、今回のヒカキンは違う。

なんとかしてチョコレートドリンクのディティールを表現しようと探している感じだ。

あ!ココア!ちょっとココアっぽい!

(眉を顰めながらに三口目を飲む)

うん、ココア!

ココア…?

チョコレートドリンクなんてほとんどココアみたいなもんだとは思うが、これをココアと呼んでしまっていいのかどうやら迷っているみたいだ。

確かにココアならココアと書けばいい。
チョコレートドリンクとして売り出されている手前、ココアとこれの違いを探しているのだろうか?

(真剣な顔をして四口目を飲む)

………?

ココアっすね、これ…!

え〜…

ココア!

(満面の笑みでチョコレートドリンクをカメラに向けて終了)

ココアだったようだ。

ココアなんだ。ココアらしいです。

上手いとか不味いとかそういう問題じゃない。

チョコレートドリンクだと思ってたのに、飲んだらココアでした。という動画だ。

なんだこれ。

彼はどんなおいしさなのかを表現しようとしているのではなく、自分の知っている味で一番近いものを教えてくれた。

レビューとしては意味がわからないけれど、皆さんも落ち着いて見てみてほしい。

最後の彼の笑顔

いいじゃない。

ヒカキンがココアだ!っていうんならそれで。

この笑顔が見れただけでも今回の収穫は大きい。

そして何よりも、以前では「甘い!」「濃い!」などとしかレビューで言っていなかった彼が、彼なりに言葉を探していたという事実を喜びたい。
結果その着地点が「ココアです!」というカスみたいなレビューだとしても、私はその過程に感動した。

まじでなんだったんだとは思うが、今回はこの笑顔に負けたということにしましょう。

それでは。

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