前回はミルクティーレビューが連続で続き、そのリアクションの温度差からしてHIKAKINの好みをより知ることができた。
ここまでの動画でわかったHIKAKINが食べ物や飲み物をほめるときの言葉はこれだ。
「甘い」「濃い」
以上である。
なんと潔いことか。HIKAKINは甘くて濃い味が大好きなのだ。
今回の動画は投稿当時の季節にぴったり。
真夏に投稿されたアイスのレビュー動画だ。早速みていこう。
暑くてサングラスも曇るという挨拶から早速商品が登場。
掲げるアイスボックスとタンクトップから露わになる脇毛。
そんなんお構いなしなのだ。とにかく今は涼をとりたい。そんな気持ちが伺える。
季節にあったコンテンツをセレクトしてくれるのは、当時メディアとしてとても惹きつけられたことだろう。
アイスボックス、濃い、果実氷…巨峰味。
果汁80%!果汁80%?!
めっちゃ濃いじゃん!って思いますよね。
やはり「濃さ」である。
当時はHIKAKIN TVを濃いもの専門チャンネルとして育て上げようとしていたのだろうか。
この世のさまざまな濃いもの取り寄せてはそれを食して「濃い!」とHIKAKINが喜ぶだけのチャンネル。
それはそれで少しみてみたい気もするが、現在のHIKAKIN TVチャンネルはそんな偏屈な場所にはなっていない。
ちょっと色を見せたいから持ちますね。
(画面に一粒掲げて)ほら、宝石みたい!
アイスの宝石箱や!
箱はどこから出てきたのだろうか。
その宝石を口に放り込み、「溶けたら手が汚れるくらい濃い!」とその濡れた指先を見せるHIKAKIN。
そしてモグモグとアイスを食べて彼は言い放つ。
「うん、めっちゃ濃い!!!」
その言葉を待っていた。
濃い味が好きな人はおすすめと添えて、最後は唐突にボイパをかまして終了。
HIKAKINが濃いものを食べて「濃い!」と満足げなシリーズが続いている。
逆にこの先濃くないものを食べた時のHIKAKINをみてみたい気持ちになってきた。
甘くないし濃くもないものを食べたHIKAKINはいったい何と言うのだろうか。
「濃くない!」
そんなふうにいうのだろうか。それでもいいかな、HIKAKINなら。
なんかきっと許しちゃうよね。濃くなくてごめんねって思っちゃうよね、きっと。
いつかそんな動画が見られることを楽しみにして記事を書き続けたいと思う。
それでは。