表紙は新連載の『テンマクキネマ』
『食戟のソーマ』と同じ作画と原作のコンビでの新作。
ソーマをあまりきちんと読んでいなかったので、どういった支持を得ていたのかは知らないが、絵のうまさは無茶苦茶印象に残っている。
前シーズンの新連載組が打ち切りになっていく中で、次の新連載組はどれが生き残っていくのかとても楽しみだ。
ジャンプは蠱毒。
テンマクキネマ
こんな既視感の詰め合わせみたいな設定とストーリーで、今後どうやって独自性を出していくのかが無茶苦茶気になる。
映画バクマンヒカルの碁だ。
主人公自身がただの映画オタクで振り回されているだけなので、ここから主人公の持つ熱のようなものがどう描写されていくかが楽しみだ。
ONE PIECE
ソードのメンバーがコビーの救出に登場。
ガープの強さが想像の50倍くらいあった。
確かに「止めてくれないと赤犬を殺してしまうかも」とか「ロジャーと渡り合った」などの伝説があるのでそれくらい強くても変ではないのだけれど、老体にも関わらずこんなに強いと「もうこいついたらいいじゃん」と思ってしまうところがある。
最近のワンピースのバトルは急激に覇気の重要性が上がってきて、能力者同士の戦いの面白さや、非能力者と能力者との戦闘にあまりワクワクを感じなくなってきてしまった。
圧倒的な覇気…!!!!
といっていればどんな前振りがあっても勝ちを説得させられてしまうのは少し寂しい気もする。
妖精の飼い方
初めてのSFショートショート練習作品みたいな読切だ。
アオのハコ
ギュッてしちゃった………
マッシュル
先週のオチョアのくだりはなんだったの……?
まるまる一話使ってあんな引っ張って何もしなかったのに、翌週で一切触れないことってあるんだ……
まじで超パワーのやつの時と全く同じ展開になっているのだけれども、どういういったマインドで作者はこの展開を書いているのだろうか。
呪術廻戦
平安時代が直接描かれるのは案外珍しい。
当時の完全体宿儺のビジュアルは凝ってるし、今後どこかでこの状態で復活しそうで怖い。
もしそうなら伏黒の体はどうなっちゃうの…?
アキレスと亀といい、完全な球体といい、作者はこういったの好きだなと思った。
そしてやっぱり魔虎羅もしっかり調伏済み。
この状態の宿儺に勝てる方法もうなくないか…?
その上万さんからのプレゼントもあるのでなおさら厄介そうだ。
ウィッチウォッチ
今までの回を拾いながら新しいエピソードが得意な作者。
本当に『スケットダンス』の後期のノリに近いから最近読んでるとずっと懐かしい。
この前のセルフコラボもあったから、読み手の気分的にはもう実質『スケットダンス2』として楽しんでいる節がある。
あかね噺
あかねには出来なかった芸当を得意とするひかる。
魁生が越えるべき小さな目標として立ち塞がる中で、同い年でタイプの違うライバルが出てきてさらに面白くなってきた。
SAKAMOTO DAYS
有月の裏切りの予感。
なかなかいいやつっぽいけれど、事情から壊れちゃった感じなのかしら。
逃げ上手の若君
やっぱりネウロっぽさが顔を出すとテンションが上がるのは世代のせいだろうか。
僕とロボコ
ロボコの存在以外が全てしっかりホラーで笑ってしまった。
ロボコがいてよかった。
アンデッドアンラック
ニコさん…かっこいいよ…
この世界でのニコがどうやって否定能力に目覚めるのかが不安で仕方ないけれど、ビリーのような例もあるから酷いことにはならないことを祈っている。
暗号学園のいろは
要塞村さんが学級兵長でいいだろ。
全然ゲームの暗号が解けてない状態で結構面白くなってきているのがすごい。
それともマダミスの時がわけがわからなすぎただけなのか。
一ノ瀬家の大罪
翼の行動がまっすぐすぎて打ち切り近いのか…?と勘繰ってしまう自分がいる。
新情報を出しては直撃ルートを繰り返しているが…ここから物語はどう動いていくんだろうか。
夜桜さんちの大作戦
私立スパイ専門学校なんて名前のスパイ専門学校があってたまるか。
イチゴーキ!操縦中
やっぱりキャラを使い捨てている時が一番生き生きしている。
これまでの学園生活ノリのキャラガチャは一体なんだったんだ。
人造人間100
絢子さんいいキャラだ。
火花の高速攻撃の描写がびっくりするくらいダサかったのと、『ハンターハンター』のノブナガや『呪術廻戦』のシン陰流のような使い古された剣士の能力なのだけ気になるけども、王道少年漫画っぽい要素が入ってきたのはそれはそれで熱くてテンションが上がる。
今まで結構硬派なダークファンタジーを全うしてきた本作なので、戦闘スタイルが立った味方キャラが増えていくのはこれからも楽しみだ。
割と地味ながら丁寧に物語を動かしていて好きなので、掲載順は好調とは言えないが応援し続けたい。
宇宙おじさん
なんかジャンプ本誌というよりもジャンプ+で読みたいノリな気がする。
ギンカとリューナ
本当に何もしないまま終わってしまった。
お疲れ様でした。
前回で「まさかこれで終わるなんてないよな…?」と思っていたけれど、普通に終わった。
今までの記事で言及していたように、色々な要素要素では結構気を引いてくる漫画ではあったのだけれども、ことごとくそれらが全く物語に作用することなくて「じゃあ前のあれはなんだったんですか…?」と混乱する事の連続な漫画だった。
ここから盛り上がりますよと言い続けて、結局何も言わずにとけて消えていってしまったので、気にかけていた分さみしい気持ちだ。
まとめ
ギンカとリューナが完結し、これは流れ的に完全に次は『イチゴーキ!』が犠牲になる流れだろうな…と覚悟を決めてしまった。
新連載シーズンも始まり、話を畳む気なんてサラサラなさそうな流れだった作品たちが唐突に終わりを迎えていて季節を感じた。
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