表紙は『キルアオ』
『SAKAMOTO DAYS』が大人気の今に殺し屋者をぶつけるのかとは思ったものの、『黒子のバスケ』で大ヒットを叩き出した作者の新作なので楽しみにしたい。
キルアオ
スパイダーマンみたいな流れでコナンくんみたいな事態になった殺し屋の話。
学校での困った事態に実銃で対応していてビビった。
SAKAMOTO DAYS
有月の事情をちらつかせながらも、今週もド派手にアクション連発。
本作は敵が要素盛り盛りのイカ野郎でも、掃いて捨てるようにぶっ倒していくのが爽快で好きです。
いい意味でねちっこい戦闘が全然ないですよね。
呪術廻戦
最終決戦に向けての準備が完了。
ついに次週、五条悟復活か…？！
虎杖も呪物への耐性を生かしてイカれた強化を施しそうな予感。
散々コケにされてきた主人公だったので、反撃が早く見たくてソワソワする。
目的の中にしっかりと伏黒の救済も含まれているので、このまま伏黒の意識はあの時沈み切って死んじゃっていました、なんてオチはなさそう。一安心。
「赤は御法度」といっていた高羽がもし本当に役に立っていたとしたら希望すぎる。
お前はずっとそばにいてくれ。
テンマクキネマ
作中で重要な要素である肝心の脚本についての情報が、ざっくりとしたあらすじと「信じられないほど心を打つ」という曖昧な描写のまま進んでいくのが『タイムパラドクスゴーストライター』を彷彿とさせるが大丈夫だろうか。
しかし一話ではあまり見えてこなかった主人公の動機みたいなものが少し見えてきた。
映画監督と役者で名作を作ることが目標ではなくて、「この脚本を映画として完成させる」というフォーカスを絞った目標がストーリーの指針になっているので、小さくまとまって打ち切りにならないことを祈りたい。
アオのハコ
前回の大進展から進むも、どうにももどかしい。
あんたたち早く二人でゆっくり話しなさいよ。
ウィッチウォッチ
誰が2023年にt.A.T.u.をイジるんだよ。
大ボケ回しをするモイちゃん、またたまに見たいな。
僕のヒーローアカデミア
ホークスが個性取られちゃった…
でもホークスはここまで頑張りすぎていたので、流石にそろそろ休ませてやってほしい。
状況は変わらず最悪だけども、最近のこういったヒーローがヒーローを生み出していくような伝播の描写はしっかりアツいのでずっと面白い。
敵にやられっぱなしで『呪術廻戦』は面白いながらもしんどいところがかなりあったので、本作のこのバランスの取り方は改めてすごいなと思う。
あかね噺
人間味の強い熱を持った努力家としてひかるがライバルとして成長しているのが無茶苦茶アツい。
しかも落語の特性を水見式に置き換えてくるとは思わなくて笑いながらも感心してしまった。
この漫画は落語を題材にしながらも、本当にうまく少年漫画として昇華させられていて感動する。
逃げ上手の若君
吹雪さんのNTR展開があるとは。
切ない展開だが、ボスの手強さがはっきりと見えてきて面白みがさらに増した気がする。
アンデッドアンラック
前のループでは絡むことなんてありえなかった二人が仲良さげにわちゃわちゃしていて微笑ましい。
ジーナちゃんの健気さがこの世界では報われていて嬉しいです。
僕とロボコ
宣伝回はお手の者と言わんばかりの剛腕っぷり。
毎回ちゃんと面白いからすごい。
一ノ瀬家の大罪
翼のあまりにも前向きで楽観的なところが大事なとこを見落とし続けているような感じがしてヒヤヒヤする。
そしてまさかのおばあちゃんの裏切り。
少し足踏みしかけていた物語がまたグッと惹きつけてきたので、ここからの祖父祖母の掘り下げが楽しみだ。
マッシュル
謎に一周挟んでからのオチョアの反逆。
希釈しまくった劣化版『金色のガッシュ!!』を読んでいるような気分だった。
暗号学園のいろは
なんだか面白くなってきたぞ。
こっちは暗号が全然わからないのは変わらないが、そこの種明かしをしないまま話の展開や仲間との結託で面白みをブーストしているようなすごい回だ。
ブラッククローバー
この辺り、これまでの流れを全然知らないからキャラが散っていく悔しさやアツさにのっていけないのが悔しい…
夜桜さんちの大作戦
結局凶一郎が全部持っていく仕組みで動いている。
人造人間100
『アンデッドアンラック』を彷彿とさせる戦い方だけれども、ずっと地味だった戦闘が派手になりそうな展開だ。
結構好きな作品なので掲載順にビビってしまったが、負けじと続いてほしい…
イチゴーキ！操縦中
やっぱり打ち切りが決定してからステロイド打ったみたいな暴れっぷりだったんだなと納得してしまった。
お疲れ様でした。
最初からこのツッコミ不在でアクセルをベタ踏みするスタイルだったらもっと続いていたんじゃないだろうか。
まとめ
『イチゴーキ』が完結して、ひとまず打ち切りの波は終了したようだ。
全シーズンの新連載の中では気に入っている『一ノ瀬家』『人造人間100』が生き残ってくれて嬉しい。
『暗号学園』はもっと人気が出るかと思っていたのだけれども、掲載順だけ見ていると意外と低迷しているのに驚いている。
もう出涸らしみたいになっている『夜桜さんち』と『マッシュル』も最終章なので完走させてもらえる空気になっている。
ここからの新連載陣を楽しみにしたい。
