みそきんをヒカルやへずまりゅうなど各所でパクられ、可哀想なHIKAKIN。
がんばれ。負けないでほしい。
この企画を始める前までは私は「HIKAKINなんて何が面白いんだよ」「なんでこいつが億万長者に…」なんて思っていたけれども、真剣に数十本の動画を見ただけで、少し応援したくなる気持ちが芽生えてきた。
リアルタイムで彼の活動を追っかけてきた人たちならばなおさらだろう。
前回のヒカキンは、相変わらずの語彙のなさでありながら、こちらの食欲をそそってくるという本能的なアプローチを見せてきた。
彼がレビューするのはコンビニのジュースやおやつだけではない。
忙しい一人暮らしでも自炊がちょっぴり楽しくなるお手軽調味料の紹介は中々評判が良かったのではないだろうか。
そういえばここまでカップラーメンのレビューなどは特にしていない。
みそきんをこの後発売するという未来を知った上で、どこかのタイミングでカップ麺レビューが見ることができたら泣いてしまうかもしれない。
少しずつHIKAKINが栄光を掴むまでの道のりを追っていきたい。
では今回も早速動画を見ていこう。
はい!本日紹介する商品はかなりヤバいです!
相当やばいです。
まあ簡単にいうとバイヤーですね。
バイヤーな感じ…ブンツッカッツカ!!
バイヤーバイヤーマジバイヤー!!
バイヤーバイヤーマジバイヤー!! シンハツバイノバイヤーバヤリース!!(笑顔でペットボトルを写す)
今回は開幕ボイパ回だ。
いつもお決まりでバイパをして始まるとかではなく、完全にHIKAKINの気分でボイパをぶち込んだりさっさと食べ始めたりと色々なので、急にボイパを始める回は毎度びっくりする。
何かの発作なのかと思ってしまう。
ブンツッカッツカ!!
バイヤーブッツカ!! マジバイヤーツカ!!
バイヤーブッツカ!! マジバイヤォエッツェォエォエ!!
バイヤーブッツカ!! マジバイヤーツカ!!
シンハツバイノ!! バヤリーススパークリング~!!(商品を改めてカメラに掲げる)
まだあった。
今回はバヤリースの炭酸バージョンをレビューするようだ。
誰もが一度は飲んだことがあるであろうあのバヤリースの炭酸入り。
これはハズレないだろう。きっと美味しい商品に違いない。
ゥイハトゥフヒハ!!
トゥルルルルルルルルルルルッ!!!!! ッツカァ~!!バイヤーバイヤー!! ブツカツブツカッ!!
バイヤーバイヤー!! ズクベンズブン!!
バイヤーバイヤー!! ブツケツブクトブツケツブクトツ!!ゥイハトゥフヒハ!!
トゥルルルルルルルルルルルッ!!!!! ッツカァ~!!(商品を顔の横に持ってきて笑顔)
もういいもういい。
まだまだあったのかよ。
今回はボイパの大サービス回だ。
とりあえず、今回のHIKAKINは絶好調だということは理解できた。
この明らかにアタリっぽい商品できっとテンションが上がっているのだろう。
こんな感じで、バヤリースのスパークリングになります!
バヤリースといえばオレンジですけど、それがついにスパークリングになった!
最近なんでもスパークリングですよね。(パッケージを読む)
え〜と、果汁30%、微発泡。
果実丸ごと絞り微発泡仕立てた爽やかな味わいです。
バヤリースは世界中を笑顔で繋ぐ果実ブランドを目指しております。さて、僕の舌をうならせてくれるでしょうか!
「最近なんでもスパークリング」と言っているが、確かに一時期色々なジュースの炭酸版が登場したりしたタイミングがあったような気がする。
もうこの動画も10年以上前のできことなのか、と少し感慨深くなってしまう。
HIKAKINの動画なんかで10年の厚みに浸りたくなかったな。
ちなみにこのバヤリーススパークリングは現在は販売しておらず、おそらく彼のいうようにスパークリングブームに乗った期間限定商品だったのだろう。
オレンジスパークリング!
(キャップを開ける)
あれ?
プシュっとなるかと思ったけど、これ微発泡ってことですね。いきます!
お、バヤリースの香り!
(ゴクリ)
ああっ…!
(ゴクゴクゴクゴク)
(ボトルを静かに見つめる)ブンツッカッツカ!! バイヤーバイヤー!!
…ではないですけど。はい。
怖いよ、HIKAKIN。
ボイパキャンセルというフェイントを仕掛けてきた。
なんのための揺さぶりなんだよ。
こんなん本当に発作じゃん。
あのね、バヤリースに炭酸を入れた感じ!
だから全然失敗とかじゃない!
本当に、昔からあるバヤリースの味を、炭酸にした感じ!
そのまま!だから美味しいです。
バヤリースを嗅いで「バヤリースの香り」と言い、飲んで「バヤリースの味」という。
これこそHIKAKINである。
「そんなんわかってるわ」とこちらが思う以上の情報を一切出さずにこのレビューを乗り切る気だろうか。
動画も終盤。
たとえ味覚は語彙は拙くても、感性に訴えるようなキーワードを出してくれないだろうか。
(改めてもう一口のむ)
(カメラを見る)ほんと、そのままだね!
ダメだった。
たとえ味が想像通りだったとしても飲んだ感覚を何かしらの言葉にしてほしかった。
変なことしなかったって感じ!
美味しいです!だから!発売したばっかり!夏のうちにゴクゴク飲んでみてください!
バヤリーススパークリング~!!
トゥルルルルルルルルルルルッ!!!!! ッツカァ~!!
動画が終了した。
その「炭酸が夏にぴったりでゴクゴク飲める」みたいなことをメインに紹介しろよ
「夏のうちにゴクゴク飲んでみてください」という言葉が出るなら言えただろ。
なんで最後の付け足しみたいなところでそれを出したんだ。
「微発泡なので炭酸苦手な人も飲めるかも」とかも一切いうことがないままレビューが終わった。
この動画は正確には「HIKAKINがバヤリースを飲んでバヤリースの味を確認する動画」になっている。
なんだこれ。
そんなわけで今回は味気ない終わり方(いつもか??)になってしまったが、これからも彼の動画を追っていきたいと思う。
それでは。