週刊少年ジャンプ

看板作品が大盛り上がり、掲載順下位では『ドリトライ』『人造人間100』が打ち切り間際の戦い-週刊少年ジャンプ2023年35号(7/31)について-

2023年7月31日

表紙は『SAKAMOTO DAYS』

過去作が終わってからも、すぐに晶奪還編に入り勢いが止まらない。

ハードなアクションでガンガン回していくので、いつかアニメ化してほしい。
MAPPAさん、よろしくお願いします。

SAKAMOTO DAYS

遂にスラーと晶が衝突。

と思いきや、二重人格のもう一人はリオン…?!

予想外すぎる。

一体何の目的でリオンの人格を取り込んだのか…???
というかどうやって????

無茶苦茶ワクワクしてきました。

アオのハコ

新婚さんじゃんか。

けれどもここで部活への真剣さを改めて出してきた。

ソワソワさせながらも、まっすぐ互いの向き合っているモノを応援し合う関係がしばらく続きそうだ。

本当にみんないい子たちばっかりやね…

全員まっすぐすぎて不気味なくらいだ。

あかね噺

強く立派に見えた背中を追い続けていたが故に見えなかったその裏側。

演目のサゲと師匠のセリフが重なる演出もかっこいい。

しかしここで四人会へ進めるのは一人だけ。

あかねか、ひかるか…

正直ここでは人間臭い感情をバネに腕を鍛えてきたひかるが報われてほしいが…!

逃げ上手の若君

北畠顕家、無茶苦茶かっこいいな。

差別や格差が確実にあった時代の物語を描く上で、こういった人望に説得力をしっかり持たせてくるので読んでいて気持ちがいい。

そして?マークだけでこんなに嬉しくなるとは。

アスミカケル

一狼にも彼なりの苦悩があったようだ。

そんな彼からすれば、弟が格闘技(そして祖父)から逃げ、自分が相手をし続けることになった恨みはあっても仕方ないような気もする。

けれども一狼の狙いは私的な恨みというよりは、知名度のための焚き付けだと語る。

家族の関係が崩れてしまった要因は、実質狂っちゃった祖父なのに、それに頼るしかない二兎はしんどいだろうな。

呪術廻戦

恵の魂が身代わりに使われるなんて…そりゃないよ……

そんな器用に魂切り替えられるんですか…?

しかも5度にわたる領域展開の負荷が五条にで始めた。
縛りによる術式の回復ではなく、脳のセルフリセットでなんとかしてたの凄すぎるだろ。

これは宿儺の勝ちになってしまうのか…

と、思いきや、無量空処のダメージは宿儺が想定していたよりもずっと大きく互いに領域が使えない状況に。

アツすぎる。

強者ゆえの孤独を過去に抱えていた五条は、後身の生徒を育てる事で孤独から逃れた。
けれど強者故の孤独に未だ囚われる宿儺は五条には敵わない…という流れなのかもしれない。

こっからはステゴロか!?

忍CHAOTIC

霊感がないがハイテク装備で妖怪と戦う。

ありそうでなかった気がする。

妖怪にも科学的装備や物理攻撃効くんだ…とは思うが、刀に清めた塩とか聖水とか塗ってあるとかかもね。

「この格好、忍っぽくてイヤだ」という割には全然忍っぽくはない。
無茶苦茶鬼っぽい。

だけど特撮ヒーローチックなビジュアルはカッコよかった。

鵺の陰陽師

知らない間に主人公が700体も幻妖を倒してた。無茶苦茶修行頑張ってたのか。
この漫画のシーンの取捨選択、どうなってんだよ。

そして藤乃さんに次第に感情が芽生え始めた。

主人公の覚醒も果たしたので、次回からはイチャイチャ重視ではなくバトルシーン重視の展開を見せてくれるのだろうか?

次回もバトルシーンがちっちゃいちっちゃいコマで大量の文字で進んだら絶対笑ってしまう気がする。

キルアオ

超次元フットボールの開幕かと思いきや、主人公がちょっと本気を出したら普通に敵が降参してしまった。

無茶苦茶素直な子じゃんか…
ちゃんと謝れてえらいね…

びっくりしたが、どうやら主人公は元の体に早く戻りたいとかは特に思ってないみたいだ。
1秒でも長く中学生として平穏な生活を送りたいの…?そうなの…?

まああくまで「もし叶うのならば」という話で、主人公がずっとそうでいたいというワケではないかもしれないけれど。

「最強の殺し屋が中学生になって、正体を隠しながら謎の薬の秘密を追う」というスリリングそうな設定で駆け出した割には、全く緊張感のない展開が続くので、それが私にとっては退屈なのかもしれない。

夜桜さんちの大作戦

先週まで茶番9割本編1割で進んでいたのに、無茶苦茶急に物語を動かし始めた。

要塞と同化してしまった七悪の救出ミッションスタート。

凶一郎の見せ場以外は、すごい文字数で進んでいく。

私の周りではまじで評判を全く聞かない本作なのだが、どういった層に刺さっているのかは純粋に気になる。

アンデッドアンラック

ジェーンちゃんだけが常識を弁えている。

とっくに風子は超ハイスペックになるほどの経験値をバキバキに積んでいる状態だったのをすっかり忘れていた。

能力によって高校生活を送れなかったのに、二週目はスペック上がりすぎて"高校生"が上手く出来ないの悲しい。

何気にジーナの能力精度も無茶苦茶上がってる。

力くん、どうにかこのまま普通に高校生活を送ってほしい…

僕とロボコ

ズシ!!

ハンターハンターパロディに毎回キャッキャとはしゃいでしまうのが悔しい。

自己肯定感爆高の二人かわいい。

ガチゴリラ、普通に落ちて普通に下道で追ってるの無茶苦茶面白い。

ウィッチウォッチ

いつもの回っぽい感じで敵が混じってるの怖すぎる。

いつも通りの感じなのに、カンシがかわいそうなのはいつもの事なのに…

いつものギャグ日常回が今回の不気味さの布石になってるの、無茶苦茶面白い。

カンシ、どうにか目覚めてくれ…
夢の中でどうにか自己肯定感を手にしてくれ…

アイスヘッドギル

サナが弓使いとして参戦。

聖遺物という新ワードの登場。
リッチ特攻の強い武器みたいなイメージかな。

この感じだと多分ギルの斧も聖遺物だろうか。

少年漫画にしては風変わりな武器を使っていくので、戦闘がちょっとだけ楽しみになってきている。

人間の敵を倒しても、その死体にリッチが憑いたらその人間の記憶からも学習されるのは厄介。

退場したキャラの使い回しもできるのでいい設定だなと思う。

今後倒したはずの敵の復活や、道なかばで倒れた味方がリッチとして立ち塞がったりするのだろうか。

暗号学園のいろは

複数回答があるからこそ正当できない出題をする、みたいなズルをするの無茶苦茶かっこいい。

匿名さんはルールを破る側だったけれども、濃姫さんは出題側での底意地の悪さが出る感じか。

クラスメイトのそれぞれのかっこよさが目立ってきて、最近はバトルのたびに読むのが楽しい。

匿名さんを救出しないといけない展開になったが、ここで主人公、目立てるか。

NIN-JIN

無茶苦茶気になる。

にんじんさんの目がハンターハンターくらい黒くて笑った。

一ノ瀬家の大罪

不穏だよ〜〜〜〜〜

この疑似家族、それぞれ被害者のようなスタンスでいるけど、実はそれなりに本人達にも問題があるみたいな感じなのか…?

テンマクキネマ

倉井さんの抱えている家族との問題も「渚」の撮影によって向き合う展開になるようだ。

しかし椎野の女装シーン、必要だったのか…?

天幕についての掘り下げがこの前あったけれども、次からは倉井さんの掘り下げになりそうだ。

多分しっかりと設定は作ってあるのだろうけど、なんでこんなにワクワクしないのだろうか…

ドリトライ

わざわざ塗りつぶされた技の極意、結局「ビビらず思いっきりカウンターを打て!」でしたね。

「心が強えんだ!」ドォン!

この一点張りで花山薫戦法を続けていくのかと以前書いたが、本当にそうだった。

無茶苦茶打ち切りになりそうな気配するな…

ズームパンチが令和に見れただけでも十分か…?

人造人間100

うわーラスボス戦っぽい感じになってきてしまった…

本作も丁寧に丁寧に描かれてきたけれども、ついに打ち切り的な展開になってきた…

掲載作品、急にごっそり減ったりしそうで怖いな…

まとめ

掲載順下位の作品が揃って風呂敷を畳み始めた。

『ドリトライ』と『人造人間100』はもう終わってしまいそうだな…

『一ノ瀬家の大罪』と『暗号学園のいろは』は怪しいラインをうろうろしながらも、なんだかんだ生き延びてくれたので割と安心している。

『アイスヘッドギル』はありがちな設定ながらもバトル展開を連続で繰り広げて割と読んでいて楽しくなってきた。

一番のダークホースは『鵺の陰陽師』だ。
この作品は本当によくわからない。

無茶苦茶ひっかかるところは多いんだけど、粗いのかわざとやってるのかわからない。
もう何をやっていても許せてしまうような怖さもある。

看板作品達が無茶苦茶面白い展開をしているなか、掲載順下位は泥沼の戦いだ…

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