前回のHIKAKINは、YouTubeのコンペに落選したにも関わらず、いつも通りのパフォーマンスを見せてくれた。
様々な葛藤があっただろうが、変わらずジュースを飲んで「甘い」ということで、HIKAKINがいつものHIKAKINであることを私たちに教えてくれた。
これからもきっとHIKAKINは甘いものを食べて「甘い」と言い、濃いものを食べて「濃い」と喜ぶ。
そんないつも通りの活動を続けることを表明してくれたようでなんだか少し嬉しくなった。
HIKAKINは変わらずここにあり続けるのだ。
さて、そんなこんなできっと本調子を取り戻してくれたHIKAKIN。
今回はいったいどんなものを紹介してくれるのだろうか。
早速動画を見ていこう。
さあ、本日は…
ヨーグルト!
ケ〜〜〜ンコ〜〜ウ!
(商品を写す)
ちょっとかわいいね、この坊ちゃん
(パッケージのイラストを指差す)似てない?ちょっと似てない?
(パッケージを顔の横に持ってくる)
前回のこんにゃく飲料と同じく、ロングセラー商品。
最近のHIKAKINの動画は期間限定品であったり、現在はもう販売していないものを紹介していたりしたので、今もコンビニやスーパーに並んでいるものを紹介しているとなんだか嬉しくなる。
このヨーグルト、誰もが見たことがある商品だが、「ヨーグルト健康」と書いてあることをすっかり忘れていた。
改めて見るとすごい商品名だな。「ヨーグルト 健康」って。
「牛乳 健康」
「コーンフレーク 健康」
「ポテトチップス 健康」
「果汁グミ 健康」
こんなふうに健康と最後に添えてある商品が他にあったら胡散臭くてたまらない。
けれども「ヨーグルト 健康」はなんだか受け入れてしまえる気がする。
え〜グリコ!
昔ながらの生乳(なまにゅう)仕立て
生乳(せいにゅう)だ。
かわいいね、HIKAKIN。
生きて腸まで、プロバイオティクス乳酸菌、ヨーグルト、健康ですね。
絶対見たことありますよねこれ!
僕はセブンイレブンで買いました。
ちっちゃい頃にも食べた気がするんですよね。
この、蓋の裏に張り付く感じね。
最近のアルミフィルムの蓋は、ヨーグルトやゼリーが蓋に張り付かないように加工したりしてあるらしい。
この蓋に張り付いたヨーグルトを舐めるかどうか、といった論争ももはや過去のものになりつつある。
HIKAKINにも幼少期があり、給食だったり学校から帰った後のおやつだったりでこのヨーグルトを食べたりしていたと思うと、少しほっこりする。
僕は最近毎日食べているんですけど、見てくださいこれ。
すっごい塊感が強い。
トロトロじゃなくて、固まっているんですよ。
こんな感じ。
(カメラに近づける)こういう感じ、杏仁豆腐みたいな。違うか。
なんか、すごい固まってるんです。寒天みたいな感じ。
過去にブルガリアヨーグルトのフルーツ入りのものを紹介していたが、どうやらHIKAKINはああいったトロトロのヨーグルトよりも、このように固形感の強いヨーグルトの方が好みのようだ。
杏仁豆腐に例えたり、寒天に例えたりして試行錯誤しているが、なんとなく言いたいことはわかる。
それにしても"硬さ"を伝えるための例に杏仁豆腐を使うことってあるんだ。
完全に色に引っ張られていないか。
それと独特な味するんだよな〜
昔ながらの感じ。でも古臭いとかじゃない。
美味しいんだよな〜〜
最近はフルーツヨーグルトとか色々あるけど、僕は固まってるのが好き。
硬くて、トロトロしていないの。
健康に良さそうな味。
食感の話をしたいのか、味の話をしたいのかわからないが、HIKAKINはこの懐かしさに魅力を感じるようだ。
確かに昔からずっとある商品が持つ、独特の"昔ながら”感は惹かれるものがある。
昔から瓶のコーヒー牛乳を飲み続けていたわけでもないのに、ふと瓶のコーヒー牛乳を飲んだ時に「やっぱりコーヒー牛乳は瓶だよね」と口走りそうになる。
最新のいわゆる無添加系のものは健康的なものに違いないだろうが、なぜか"昔ながら"という感覚は「健康に良さそう」という印象も抱きがちだ。
「余計なものが入ってなさそう」みたいなイメージなのだろうか。
僕は最近のイケイケなヨーグルトよりも、こっちの方が温かみを感じて好きですね。
ヨーグルト健康でした!
こいつがかわいいw(パッケージのイラストを写す)
レトロな老舗商品への愛を語って動画は終了した。
イケイケなヨーグルトよりも、こっちの方が温かみを感じると言うHIKAKIN。
確かに私もそうだ。
最近のイケイケのグループYouTuberとかよりも、HIKAKINの方が温かみを感じる。
最初にふざけてパッケージのイラストが自分に似てないかと触れていたが、本質的にはHIKAKINは「ヨーグルト 健康」そのものに似ているのかもしれない。
投稿当時はまさか自分が老舗YouTuberになるとは思っていたなかっただろうが、今も活動を続ける彼は、やがて「ヨーグルト 健康」と同じような愛され方をするようになると思うと、何か感慨深いものがある。
このまま彼がモロッコヨーグルトくらいの老舗っぷりを見せるようになるまで追いかけることが出来たら幸いである。
それでは。