表紙は『呪術廻戦』
待ってました…!
虎杖がまるで主人公のように表紙の半分を飾っているが、最近は全然活躍できていない。
のちの活躍を楽しみにしているので、頑張って呪物をもぐもぐしていてください。
序盤から言われていたタイトルマッチがついに始まり大盛り上がりしているところだが、毎回"考察勢"の予想を悉くぶっちぎった展開を広げてくれるのもすごい。
アニメ第二期も楽しみだ。
呪術廻戦
領域展開3連発…?!
前回の終わりで五条がもう一度領域展開を打てば勝てるのでは?と予想されていたけれど、やっぱり宿儺もそれほど簡単じゃない。
ここまでは五条の規格外さが目立った流れだったけれど、宿儺の強みは「莫大な呪力量」で補う力技や閉じない領域だけではない。
結界内で発動する術式はあくまで結界に付与した言わば設置物。その状態なら領域内で展延を使えるようだ。
そして虎杖の体内にいた時に無量空所を目の当たりにしていたことから回避方法を見出している。
これまで領域展開を出せば勝てる戦いばかりだった宿儺もこんな技術を応用をしたのは初めてなのではないだろうか。
互いに結界の条件を再設定しながら押し合う。一撃必殺を相殺しあうのが無茶苦茶かっこいい。
今まで登場した技術やそれらの応用がバンバン出てくるのも、シンプルに今までのキャラたちに対する格上感が出ていい演出だ。
三度目の無量空所の結界が超圧縮されたが、この空間のスケールを無視したような動きは無下限術式ならではの特別仕様だろうか。
この1ヶ月の間に五条が用意したものが何なのかはハッキリとまだ書かれていないので、この結界の中で何をするのかとても次回が楽しみだ。
逃げ上手の若君
うんこ勉強会。
『もやしもん』とか『Dr.ストーン』を読んでいた時の楽しさを思い出した。
素顔はイケメンというベッタベタの流れをうんこまみれモザイクで茶化していくの上手いなと思う。
わかりやすいベタなことをしまくる印象の作者だけれど、こういう茶化しで臭さを薄めるのは技術なんだろうな。
SAKAMOTO DAYS
パワータイプが実は努力型なの…オレ…スキ……
クマノミもオーダーへのオファーがかかっていたことを匂わせているけれど、そんなことより豹の坂本と南雲へのリスペクトを語るところが無茶苦茶良い。
弱者が弱者なりの戦い方をする展開ってもういろんな作品で描かれているけど、そういうの大体好きです。
がんばれ、平助。
アイスヘッドギル
コマとセリフが小さくて多いな、という印象が一番最初に来てしまった。
逆『PPPPPP』じゃんか。
明るくてポップな『鬼滅の刃』で冒険ものをやるみたいな筋になるのだろうか。
主人公の武器が斧というのが珍しいので、斧ならではのかっこよさが今後見れたら嬉しいなと思う。
キルアオ
幻獣組(ユニコーン)……?
やっぱり意味わかんないな。
これひたすらユニコーンに結果売られて主人公がとっちめるのを繰り返すのだろうか。
この仁義に尽くす!仲間を馬鹿にされたらぶっ飛ばす!みたいな主人公の短絡的な思考って全然殺し屋っぽくないような気がして違和感がずっとある。
殺し屋というよりは昔のヤクザみたいなイメージじゃないですか……?
次回、ただ単に傲慢な中学生を、元殺し屋のおじさんがボコボコにするみたいです。
鵺の陰陽師
急に無茶苦茶バトル漫画になった。
「かっこいい武器だね!」「もっと近くで見ますか?」というスカしたやりとりをしているのに、最初から近すぎて全然武器の全体像が見えなくて笑ってしまった。
狂骨の雰囲気が『ヘルシング』のアーカードみたいでちょっと好きだ。
鵺の武器もゲーム好きという設定から、ゲームタイトルを引用したネーミングにしているようだ。
馬鹿でかい派手な武器がたくさん控えていた、これからゲームタイトルを叫びながらぶん回していくのは少し楽しみかもしれない。
逆になんで今まで主人公の変身とか戦闘はあんなカスみたいなんだよと不思議になるくらい、今回はしっかり少年漫画バトルをしていた。
マッシュル
マッシュおめでとう〜〜〜〜〜〜!!
お疲れ様でした!!!あっす!!!
アスミカケル
面白い!!!
ここまで格闘技シーン以外は結構不安になるような読み味だったのだけれども、やっぱりまるまる格闘技の回はずっと面白い。
スポーツ漫画ってやっぱり面白いな。
主人公が極め技に特化した偏ったパラメーターで総合格闘技をどうやりくりしていくのかワクワクする。
そして存在を匂わせていた兄の登場。
家族の事情などが次から明かされ、主人公の動機が強まっていきそうなので楽しみです。
僕とロボコ
モツオ……
いつも通り1話完結の回かと思ったら次回に続くみたいで急に不安になってしまった。
きっと超あったかい感じで終わるんだろうけど、こういう回もあるんですね。
この漫画をコロコロコミックにせずにジャンプ漫画として成立させる作者のバランス感覚すごいなと思っているので、どう着地させるのは少し楽しみだ。
夜桜さんちの大作戦
キャラのダル絡みって本当にファンにならない限りずっとつまらないんだな。
アオのハコ
ひたすらに「あら〜〜〜〜〜〜!」となり続けている。
よかったね…本当によかったね…
ウィッチウォッチ
ケイゴ〜〜〜〜!
あんた、かっこいいよ…
弱さを自覚しているキャラが戦うシーンをこんなに一度に見られるとは思っていなかった。
「フロウト」を使いこなすの流れは今度どこかで役に立つんだろうな〜と思っていたけれど、意外とすぐだった。
それぞれがマッチアップしていくバトル、結構ワクワクしますよね。
次回は真面目に戦うカンシとかが見られるのだろうか。
あかね噺
ひかるが見事に高得点を取ったが、あかねはこの点数を超えることができるのか。
皆がすっかりあかねの実力を認めるようになったこの頃だけれども、少し不穏な流れだ。
ここまで戦いの中では勝ち続けてきたあかねだけれど、この辺りでひかるに負けたりするのかもしれない。
何よりここでも勝ってしまうと「父の落語を認めさせる」という大きな目標に対して順調に近づきすぎているような感じもする。
今まではがっつり格上はがっつり格上として描かれていて、あかねと直接ぶつかるような流れは多くなかったが、今回でどうなるのか楽しみだ。
一ノ瀬家の大罪
ばあちゃん…
どうやらお母さんは翼以外にも睡眠薬を盛りまくっているようだ。
そしておばあちゃんのフラッシュバックからも、最初の交通事故の原因も睡眠薬によるものっぽい。
家族の全体像が少しずつ見えてきたけれども、夢の世界の謎は全くわかっていないままだ。
颯太の存在も明かされたが、なぜか「開けちゃいけない気がする」と部屋には入らないまま。
もしかすると颯太は家族の中で唯一昏睡状態ではなく死んでしまった存在なのだろうか?
それとも祖父の研究の手伝いを望まれるほど優秀だったのであれば、祖父が最近興味を持っていた「脳と夢について」の研究もサポートしていたかもしれない。(絶縁してそうだしそれはないか?)
この夢の世界の仕組みはやっぱり颯太が家族への復讐のために企てたのだろうか。
相変わらずの展開のゆっくりさではあるが、また少しずつ面白くなってきている気がする。
アンデッドアンラック
ムイちゃん、変わってなかった〜〜〜!!!
嬉しい。
風子とシェンが戦うのかと思いきや、「私から教える事はないや!」と場外棄権。
展開的にムイちゃんがどれほど強くなったのかの方が気になるので、ここのバトルをカットしてシェンvsムイへスキップすることでテンポも良くなっていて感動した。
馬鹿強くなったムイちゃんがこのループでどう活躍するのかも楽しみだ。
あとだんだんファンが憎めないやつになってきている気がする。
暗号学園のいろは
凍の目的と理屈が明言される回。
戦争の利益と実害、そして平和の利益と実害を理解しているため「戦争を半分減らす」ということだったのか。
「とても全部をなくすなんて現実的ではないが、せめて半分減らして見せる」という意味での"半分"だと思っていたので、この流れは面白い。
こういう「でも戦争の利益を望んで意図的に半分は残すなんて倫理的にはどうなの?」という問題に対しても、接吻さんが「天才の発想だが人間の考えることではない」と即答していることで、この思想の危うさもキチンと前面に出してくれている。
今までどこまで信じていいのかわからない、特殊なポジションだったがここで筋の通った思惑を抱えていることが分かったので、キャラとしてより魅力的に見えてきた。
序盤のスピードについていけていなかったけれども、本作はどんどん面白さにノっていけている気がする。
テンマクキネマ
面白かった!
ここまで脚本自体への不透明さや、キャラ同士の関係性などで安っぽさを感じていたけれども、演技や撮影のメソッドを描いていく展開ではしっかりと面白い。
次第に新市が監督としての素質を育んでいくのがわかりやすくて、応援したくなってきた。
人造人間100
絢子さん…
ベタな展開だけどここからどうなるのか。
割とわかりきった展開だったので少し退屈してしまったけれども、本作は展開とか人物の行動に無理がないからストレスなく読めるのが良いと思う。
ドリトライ
ズームパンチの次は本当にツェペリさんみたいなやつが出てきた。
しかも父の正統後継者がこいつなの…?!
全然ライバルキャラ的な格を感じないんだけれども…もしかして主人公に父の技術を教える師匠的な感じになるのか…?
そして修行の流れが粗すぎて笑ってしまった。
頑張って波紋呼吸法を学んで川の水面を歩けるようになるんだな、きっと。
まとめ
呪術廻戦の再会が嬉しい。
最近は『呪術廻戦』『あかね噺』『アンデラ』『暗号学園のいろは』あたりが毎週テンションを上げてくれるので、読んでいて本当に楽しい。
掲載順なども心配していた『一ノ瀬家』あたりは颯太の謎が明かされて、物語がまただけ進展したことで面白さが戻ってきた気がする。
ループものなので仕方ないかもしれないが、どうしても物語の足踏みが長いので、どうにか長い目で楽しんでいきたいと思う。
新連載の中では『テンマクキネマ』が撮影開始もあって制作モノの面白さにエンジンがかかってきた気がする。
そして『アスミカケル』も格闘技シーンはしっかりとスポーツ漫画らしい面白さを発揮してくれている。
『ドリトライ』の王道だけど粗い感じが、この前打切りになった『ドロンドロロン』を思い出して辛い。
そして『アイスヘッドギル』も王道ファンタジー冒険譚を出したけれどもイマイチパッとしない感じも『ギンカとリューナ』を思い出して辛い。
どうにか打ち切りから逃げ切る展開を拝みたい。
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